私はあなたからのメッセージをもらってとても幸せな気持ちになれました。周りの人に対して、感謝や愛情の気持ちを素直に表現できるのは、あなたの今の人生が充実している証拠だと思います。そしてあなたから感謝や愛情を受けた人間はとても幸せな気持ちなり、また回りの人をサポートすることでしょう。お互いこの循環は絶やしたくないですね。
わたしの友人が、元上司から受けたメールより(彼のブログより引用)。
メッセージ自体に力があって、これをブログに紹介してくれた友人に感謝。
「幸せの循環」についての文章を読んで、先日、中谷彰宏氏の講演会で、
人間関係について一つの示唆をもらったのをふと思い出した。
人と人とは、Give&Takeの関係(A-Bの関係)ではない。
Give, and Be Given.の関係(A-B-Cの関係)だ。
「AさんがBさんに何か提供し、
BさんがAさんに何か提供する」
ではなく、
「AさんがBさんに何か提供し、
BさんがCさんに何か提供し、
CさんがAさんに何か提供する」
という関係。
中谷氏だけじゃなく、多くの方が述べているが、
いままで、私はその意味がピンとこなかった。
(いまだにどこまで分かっているは疑問)
誰かに与える。
でもその誰かは、等価のものを返してくれるわけじゃない。
誰かは別の誰かに与え、めぐりめぐってやがて自分のところに戻ってくる。
昔、「
ストレス循環論」というものを思いついた。
すでにどこかで誰かが定義しているかもしれない。
が、私の定義をとりあえず述べておきたい。
ここでの定義は、「ストレスは人の間を伝達する性質がある」、というものだ。
例えば、朝電車で割り込まれた人は、改札で強引に人を押しのけて列に入る。
押しのけられた人は、イライラして売店のおばちゃんにあたる。
売店のおばちゃんは、イライラして別のお客さんにあたる。
あるいは、帰って旦那にあたる。
その旦那は…。
といった具合。
さらに発展させて、マイナスだけでなくプラスのものも人の間を巡るのではないか、と考えた。
「心理エネルギー循環論」とでも言おうか。
(「エネルギー」という言葉は、「循環」という言葉にぴったりフィットする。)
プラスのエネルギーを与えると(励ましとか)、
励まされた人は何か行動する。
その行動が、さらに他の人に影響を与えて…と循環していく。
マイナスは前述のとおり。
さらに、このプラスとマイナスが突然ひっくり返ることがある。
ある人が視野が狭くなり自分本位となっている場合、
本人のプラスが、他人の不利益となる場合がある。
勘違いもそう。
逆に、見えない過去の傷に気が付かないうちに触れてしまう、など。
落ち込んでいる人を励ますことも含まれるかもしれない。
プラス・マイナスの定義は複雑に見える。
けれども、人間はたしかにエネルギー交換をしている、そう考える。
エネルギーが一人の内にとどまると(他人と真の交流をしない)、
爆発して発散するか、だんだんエネルギーが減衰するか、
いずれにせよバランスのとれた状態では収まらない。
ここまで書いたのは人と人の間の関係が薄い、
切れているという問題点を見出した頃に考えていたこと。
さいきん、忘れてた。
友人のブログが呼び水となって、こうして思いだし書き落としている。
そうだ。
人間の活性化に関して、問題意識を抱えていたんだった。
それと私は、自分が仕組み・システム作りのことを好きである、
ということを知っている。
ここをどう掛け合わせるか。
日々の仕事にかまけて、上記のテーマへの取り組みを怠っていた。
少し、てこ入れしないと。
最近、自分の使命というものを真剣に見据えようとしている。
ひょっとすると、すでに見えていたのかもしれない。
以下、余談だけど。
今回引用させていただいた友人のブログは熱いので、
私は読むたびに刺激を受ける。
自分のエネルギーが低下しているときに、
特に吸い寄せられるように一気に読み出す。
いつも、ありがとう。